賢者タイムは女性にもある!?特徴と男女差について解説

セックスの後に訪れる賢者タイムを知っていますか?

情熱的に愛し合った直後なのに、彼氏が急にそっけなくなると不安になりますよね。
また、あなた自身が余韻にひたるでもなく冷静な気持ちになると、「あれ?もしかして私は薄情な女なのでは…」と、考え込んでしまうかもしれません。

そこで今回は、女性にも訪れる賢者タイムの意味を解説。
賢者タイムの特徴と起こる理由を、男女別にお話します。

賢者タイムの意味とは?

賢者タイムとは、性的欲求が満たされた後、急激に興奮が冷めて、「さっきまでの興奮は何だったんだろう…」と、むなしさを感じる心理状態を意味します。

賢者タイムの多くは、男性が射精直後に性欲が激減し、冷静さを取り戻す様子を指す時に使われます。

しかし、女性にも男性と同じようにセックス後あるいはセックス中に、ふと我に返るように冷静になってしまうときがあり、この場合にも「賢者タイム」と表現されます。

賢者タイムに男女差はある?

賢者タイムには男女差があります。
男性の賢者タイムの多くは、本能的なメカニズムで起こりますが、女性の賢者タイムが起こる理由はさまざまです。

賢者タイムについて、男女別にそれぞれ特徴と起こる理由を解説していきましょう。

男性の賢者タイムの特徴と起こる理由

男性の賢者タイムは、射精後にプロラクチンという性欲抑制ホルモンが大量に分泌される事で起こります。

男性の賢者タイムは、無防備な性行為が終わった後、急激に性欲を減退させることで冷静さを取り戻し、外敵から即座に身を守れる体制に戻す意味があります。

男性の賢者タイムとは、太古から人に組み込まれた防衛本能のなせる業なのです。

ちなみに、男性の賢者タイムの平均は10分程度と言われています。
セックス後の疲れもあるでしょうから一休みの意味を込めて、行為10分後はそっとしておいてあげると良いでしょう。

しかし、中には賢者タイムが長い男性もいるので、セックス後のスキンシップを嫌がられてもいつもは優しい彼氏ならば「そういうタイプなのだ」と、あなたが理解を示すのも大切です。

女性の賢者タイムの特徴と起こる理由

男性の賢者タイムが本能のなせる業なのに対して、女性の場合は心理的な理由が大きいです。
男性のように極端なホルモンの変化はありません。

女性の場合、セックス後の賢者タイムは「我に返った恥ずかしさ」や「純粋な疲労感」が理由で起こります。
また、忙しい現代では「この後、あれをやってこれを片付けて…」と、山のように残されたやるべき仕事について考えてしまい、現実に引き戻されてしまうのも賢者タイムが起こる理由です。

しかし、セックスの最中に賢者タイムが訪れてしまう場合は要注意!
次のような理由が考えられます。

  • 彼氏のセックスに満足していない
  • 彼氏への愛情が希薄
  • 忙し過ぎてセックスに没頭する余裕がない
  • 心配事を抱えている

セックス中の賢者タイムは、彼氏への不満やあなたの精神的疲労など、不安要素が関係している可能性が高いです。

行為後とは違い、行為中の賢者タイムは、彼氏との関係がこじれる原因になり兼ねません。
「なぜセックスに集中できないのか」を改めて考えながら、自分の気持ちを見つめ直した方が良いでしょう。

まとめ

賢者タイムには男女差があります。
多くは男性の方が強く長く賢者タイムが表れるので、「もしかして、私ってあまり愛されてないのでは…」と、不安を感じることもあるでしょう。

だけど、男性の賢者タイムは不可抗力です。
普段は愛情たっぷりの彼氏ならば、セックス後に少々そっけなくても責めずに、「今彼氏は賢者タイムなんだな」と受け入れてあげましょう。

また、あなた自身の賢者タイムについても「なぜ起こるのか」を考えて、上手に付き合っていきましょう。

お互いの賢者タイムを理解して、より一層愛情を深めて下さいね。

writer:kikitadesu