今や夫婦の3組に1組が離婚する時代。
好きで結婚したはずなのに、いつの間にか夫を嫌いになって、毎日イライラした気分で過ごしている女性も増えています。
新婚の頃はラブラブだったのに、30代、40代と年齢を重ねるごとにストレスが溜まる傾向にあるようです。
女性は1回嫌いになってしまうと、中々元に戻れなく最終的には生理的に無理・・となってしまう事も。
しかし、簡単には離婚に踏み切れず、嫌いな夫とイヤイヤ生活を続けてストレスはたまる一方。
会社から帰ってくるのが憂鬱・・
夫がいると体調が悪くなる・・
いっそ夫が不倫してくれたら・・とすら思ってしまう女性もいます。
そこで今回は、あなただけじゃない!
世の中の女性が夫を嫌いになる理由、離婚以外の対処法についてお話しします。

夫を嫌いな妻にはどんな理由がある?

夫を嫌いになる明確な理由としては以下のようなものがあります。
- DV
- モラハラ
- 浮気、不倫
- 借金
しかし、そのような決定的な理由もないのに旦那を嫌いになってしまう女性は少なくありません。
小さな不満やガマンが積み重なって、ある日「私は夫が嫌い」と自覚する瞬間がきてしまうのです。
小さな不満やガマンには、次のような事柄が挙げられます。
- 気が利かない
- 家事を一切しない
- 感謝しない
- 思いやりがない
- 最低限の気遣いもできない
- 言った事や話を聞いていない
- 清潔感がなく汚らしい
- 加齢臭
- 脱ぎっぱなし出しっぱなしで自分の事もきちんとできない
- 会話がない
- 謝らない
- すぐ私の話を否定する
- 夫の愚痴や自慢ばかり聞かされる
- 自分の時間を優先する
- 休日私は忙しいのに旦那はゴロゴロしてばかり
- 休日旦那だけで遊びに行く
- 毎日お酒を飲む
- 病気で辛い時何もしてくれなかった
- 大した病気でもないのに旦那がおおげさに騒いで看病を強要される
- 子供の面倒をみない 遊ばない
- 言った事をすぐ忘れる
- 子供にすぐ怒る
- 約束を破る
- 夫の両親から自分を守ってくれない
- 両親の言いなり
- 自分の両親への礼儀がない
好きで結婚した相手ですから、最初は不満があっても「きっと変わってくれるだろう」「私の気持ちを察してくれるだろう」と期待します。
しかし、大抵期待は裏切られ徐々に失望・幻滅していきます。
そして、不満や我慢が上限を突破した時、「夫が嫌い」と、負の感情が爆発します。
一度嫌いになると、後はもう夫の欠点しか見えなくなるのが女性心理です。
嫌いバロメーターはどんどん高まり、生理的に気持ち悪いという状態にまでなってしまいます。


旦那が嫌いでもすぐに離婚・別居しない方が良い理由

旦那が嫌いすぎて、一緒に生活するのが辛い・・となった時に考えるのが「離婚」。
もしその理由が、「浮気・不倫」「暴力」「借金」などであれば離婚した方が良いのですが、そうでない場合はあまりおすすめしません。
なぜなら離婚には以下のようなデメリットがあるからです。
- 子供から父親を奪ってしまう
- 手続きが大変
- 家事育児仕事全て1人でやらなければいけない
- 経済的に不安定
- 将来の不安
- 親や家族に迷惑をかける事もある
- 法律的に離婚をするには長期間別居する必要があるが別居できる環境や収入がない
旦那嫌いが態度にですぎて、家庭内の環境が悪く子供にも悪影響を与えてしまう場合や、このようなデメリットがあってでも「旦那と別れたい!」というのであれば、離婚を検討するのもありです。
しかしその前にまずは下記のような対処法から試してみて下さい。
旦那を嫌いで仕方がない時の対処法7選

前述したように、決定的な理由がないのであれば離婚は最終手段!
子供や経済的な問題など、離婚にはリスクがつきものです。
そこで、夫を嫌いで仕方がない時の離婚以外の対処法を紹介します。
頑張るのをやめる
夫の事が嫌いになる理由に、「何もしない」「家事を手伝ってくれない」「自分の事ばかり」といった内容が非常に多くあります。
何度言っても変わってくれず、期待して裏切られて・・の繰り返しで幻滅しどんどん嫌いになっていくのです。
毎日美味しいご飯作り、洗濯・掃除、育児などなど頑張っているからこそ、それを当たり前と思っている旦那に余計イライラしてしまいます。
なので頑張りすぎず、たまには冷凍食品やスーパーのお惣菜、宅配サービスなどに頼ってみるのも良いでしょう。
夫に何か言われたら、「少し疲れてしまった」「たまには協力して欲しい」などと素直に伝える事が1番。
頑張りすぎや、我慢のしすぎでストレスを溜め込むのは良くありません。
熟年離婚を計画する
今すぐに離婚するのは難しいかもしれません。
ならば、熟年離婚を計画しましょう。
実際に熟年離婚するかどうかは別として、「嫌いな夫といつか離婚する」という未来を描いているだけで、ストレスフルな毎日の逃げ道になります。
どうせなら、熟年離婚の計画をリアルに立てていきましょう。
- 働いて経済的自立する計画
- 子供が成人するまで家計を切り詰めてへそくりを貯める計画
熟年理離婚をしたのであれば、まずは自分できちんと働き収入を得て自立できるようにしなければなりません。
貯金も必要です。
その為、夫のお金を自由には使いすぎず、日々節約し余ったお金は貯めておくようにしましょう。
離婚の計画はあなたの人生を真剣に考えるきっかけにもなります。
「あんな夫いなくても充分生きていける」という自信を持てれば、夫婦関係もまた変わるかもしれません。


完全にATMだと思う
大嫌いな夫だけど、家にお金をしっかり入れてくれるなら、完全にATMだと思う事で気持ちに折り合いをつける方法もあります。
嫌いな夫との生活は、充分なお金を手に入れるための仕事だと思えば良いのです。
家計が回る範囲内で、夫の給料であなたが欲しい物を存分に買うのもおすすめです。
たまには友人と美味しいランチを食べに行くのも良いでしょう。
お金以外夫への期待を一切捨てて事務的に接すれば、余計な感情を揺さぶられずに済みます。
仕事を始めてみる
もしあなたが今、専業主婦であるならば、外に出て仕事をしてみるのも1つの方法です。
家に1人でずっといるとついイライラしてしまいがち。
家の中だけでなく外の世界に出る事で、夫や子供だけの世界から解放されます。
外に出て人と話したり、家事以外の事に取り組んだり、仕事でやりがいなどを感じられれば自然と夫の事が気にならなくなってくるかもしれません。
気の合う友人ができれば愚痴を言い合ったりして、発散できるようになる可能性もあります。
家庭とは別の環境ができれば、気分転換にもなりますし、他の事を考えられるようになる為気持ちも明るくなりますよ。
ただ仕事と家事・育児の両立は意外と大変です。
もし仕事を始めるのであれば、最初は時間や日数など余裕を持って働けるところから始めてみましょう。
友人や家族、専門の相談窓口に相談する
旦那に対する嫌な気持ちを一人で抱え込んでしまうと、修復どころか嫌な面ばかり見えてしまいどんどん嫌いになってしまいます。
会話もなくなり、一緒の空間にいるのすら嫌だ感じてします事も。
その前に、親しい友人や家族に不満や悩みを打ち明けてみてはいかがでしょうか。
たまった気持ちを吐き出すだけで、楽になる事もありますし、第三者の意見を聞く事で、今まで見えてこなかった考え方や悩みの解決策が見つかるきっかけになるかもしれません。
もし友人や家族も同じ悩みを抱えていたら、共感できますし、同じ環境の仲間がいるというだけで心強いですよね。
また、もし本格的に離婚を検討しているのであれば、専門家の無料窓口などもあります。
家庭のトラブルに詳しい弁護士などが相談に乗ってくれますのでアドバイスをしてもらいましょう。
旦那は所詮他人だと割り切る
夫に期待してしまうのは、家族だからです。
心のどこかで夫に期待したり、理想の夫と比べてしまう為、そうなってくれない旦那の事をどんどん嫌いになってしますのです。
一緒に子供を育てているのに、「積極的に家事を手伝ってくれない」「ゴロゴロばかりしている」「思いやりがない」などと幻滅してイライラしてしまいますよね。
「他人」と割り切ってしまうと意外と気にならなくなるかもしれません。
一度冷めた感情で向き合ってみると、夫を嫌いな気持ちが少し落ち着いてきます。
もう一度夫との関係修復を試みる
もしも、まだあなたの中に旦那への希望が少しでも残っているなら、もう一度旦那との関係修復のチャレンジをしてみましょう。
関係修復できたなら、旦那を嫌いと思いながらガマンして生活を続けるよりも未来はずっと明るくなります。
ただし、今までとはやり方を変える必要があります。
なぜならば、同じ方法だとあなたの気持ちが全く伝わらない可能性が高いからです。
女性は男性より察する能力が高く、同じレベルを男性に求めがち。
けれど、男性はとにかく察するのが苦手で、言葉で明確に伝えなければ何も分かってくれません。
ですので、あなたが抱える旦那への不満を、まずは紙に書き出してリストアップしていきましょう。
自分がどうしたら旦夫を受け入れられるのか、まずはあなたが理解しなければなりません。
自分の考えをまとめたら、一気にではなく1つずつ旦那に話していきましょう。
ハードルを限りなく低くして、スモールステップで今から夫を再教育するのです。
手間と時間がかかりますが、積み上げていけばストレスフルな毎日を変えられる可能性は高いです。
コミュニケーションをサボらず、伝える努力を続けてください。
変わっていく夫を実感できた時、少しずつ好きだった時の気持ちを思い出せるようになります。


まとめ
旦那の事が嫌いになってしまう理由と対処法7選をご紹介しました。
他人同士が長く一緒に暮らしているので、合わなくなったり嫌いになってしまうのは特別な事ではありません。
1番長くいる家で1番身近にいる夫の事が嫌いになるなんて非常に辛いですよね。
ただし、夫が嫌いで仕方がないとしても離婚は最終手段として取っておきましょう。
嫌だと思っていても離婚をしない夫婦は少なくありません。
状況によっては、結婚よりも離婚はずっと困難で、体力と精神力を消耗させるものなのです。
急いで答えを出さずに、ご紹介した対策などを試しながら様子をみても遅くありません。
例え大嫌いだとしても、悪いところだけに目を向けず、良いところにも目を向けるようにしてもう少しだけ旦那との関係を考えてみて下さいね。
writer:kikitadesu