付き合っている彼氏が結婚に踏み切ってくれない……そんな悩みを持っている女性も多いのではないでしょうか。男女平等になったとはいえ、やはり男性は家庭を守るという意識があり、その責任から踏み切れない人も多いようです。
そこで今回は、
・男性が結婚したいと思うことを知りたい
・男性が結婚をためらう理由を知りたい
・結婚したいと思わせる方法を知りたい
といった方に向けて、5年ごとに国が行っている「出生動向基本調査」(2015年調査)をもとに、男性が結婚へ持っている印象を読み解いていきます。
男性が結婚に感じるメリットやデメリットを紹介
1987年から3~5年ごとに行われている「出生動向基本調査」ですが、結婚に踏み切れない理由、結婚の利点はここ10年大きな変化はありません。個々の特徴について詳しくみていきます。
家族や安らげる場所を求める人が7割以上
家族や子ども、安らぎの場として結婚を考える男性が7割以上との結果でした。子どもが出来るまでは彼女が唯一の家族であり、安らぎの場ですから、彼にいかにして安心感を与えるかが大事な要素になります。
一番の障害は結婚資金
結婚に踏み切れない男性の理由第1位はやはり「結婚資金」。43.3%の男性が感じています。お金については彼の仕事や人生にかかわることでもありますから、難しいですよね。
金銭感覚が近い人を選んでみてください。
独身のメリットは行動や生き方が自由と答えた人が7割近く
結婚しない理由としてもあがった「行動や生き方の自由さ」。自分のためだけにお金や時間を使えるのはやはり独身のメリット。一つの家庭を守る身としては、束縛されるという印象は抜けないようです。
男性に結婚を意識させる方法
彼にメリットを感じてもらう
2015年の調査で、結婚に対して「家族や子どもが欲しいから」を理由に挙げる人が「精神的な安らぎの場がほしいから」を上回りました。事実婚など、従来の制度にしばられない関係性の台頭があげられます。しかし、子どもは授かりもの。やはり、「この人と一緒にいたい」と思ってもらうことが重要なポイント。
彼が一人のときに大事なものを尊重しよう
彼が大事にしていることを理解しましょう。結婚した後、「趣味にお金を使えなくなった」「仕事していると愚痴られる」なんて嘆いている男性もいますよね。
二人の将来のために、以前よりは自由に使えないお金も増えますが、お互いの自由を守ることも人生を一緒に歩んでいく上では必要です。
彼が一人の時間で大事にしているものを知ることが第一歩です。
彼の帰る場所になろう
7割以上の男性が、自分の帰る場所を結婚の理由にあげています。仕事で嫌なことがあるかもしれませんし、友だちでも男性同士、ときには競うこともあります。家族やパートナーには無条件で彼の味方になってくれる、そういった役割が求められています。
男性は女性よりも、結婚に踏み切る際はお金や責任など、もう一人の人生を背負う覚悟をする傾向が強いです。だからこそ、彼にとっての安全地帯に女性はなってあげられるかがキーとなります。
まずは、彼の一番の応援者であることを伝えてあげてくださいね。
writer:藤沢ジュン