多かれ少なかれ、誰もが旦那へのストレスを感じるものです。
しかし、旦那が帰ってくると憂鬱になったり、家にいるとイライラしたり動悸がするなどの体調不良が現れる…という方は、相当旦那へのストレスが溜まっているかもしれません。
近年では、旦那によるストレスが原因で発症する心身の体調不良を「夫原病」と呼んでいます。
✔︎ 旦那といても楽しくない
✔︎ 旦那がストレスでしかない
✔︎ 旦那と話すのをやめたい
✔︎ 旦那が嫌いで仕方ない
✔︎ いるだけでストレス
✔︎ むしろ浮気して欲しい
と言い切れてしまうなら、旦那へ我慢が限界にきているかもしれません。
ストレスが積み重なると、体調不良や家庭内別居、最悪離婚となってしまうケースも。
特に40代後半~50代と歳を重ねていくうちうち旦那へのストレスが大きくなってくるようです。
そこで今回は、旦那へのストレス度がわかるチェック項目を作成!
自己診断を行うためのチェックシートを紹介します。
あなたが旦那にどれだけストレスを感じているのか、妻にストレスを与えやすい旦那のタイプ、旦那へのストレス解消法・対処法について伝授します。
旦那へのストレス度チェック10項目
まずは、今現在あなたがどれほど旦那にストレスを感じているのか・夫婦として終わってるのか・旦那に冷めたのかを診断、チェックしてみましょう。
「はい」か「いいえ」で答えて下さい。
「はい」が多い人ほど、旦那へのストレス度は高くなります。
□ | 旦那が家にいるとイライラする |
□ | 旦那と一緒だと嫌な緊張感がある |
□ | 旦那が笑っているとなぜかムカつく |
□ | 旦那の話を聞く、話しかけられるのが苦痛 |
□ | 自分から旦那に話しかける気が起きない |
□ | 旦那に触りたくない |
□ | 本気で離婚を考えたのは一度や二度ではない |
□ | 旦那が家にいると頭痛や倦怠感等の症状が出る |
□ | 旦那がいないと体調が良い |
□ | 過去旦那にされた酷い事を未だに思い出して嫌な気分になる |
診断結果
4個以下 | 上手くストレス発散すればそれ程問題なし |
5〜7個 | 要注意 |
8個以上 | 完全に旦那の存在がストレスとなっている |
旦那のストレスによる具体的な体調不良の症状
ストレスは万病の元。
たかがストレスと油断してはいけません。
最初は「なんか旦那にイライラする」程度の小さなストレスですが、放置して積もり積もると、具体的な体調不良の症状が出てくるのです。
例えば・・
✔︎ 不眠症
✔︎ 動悸・イライラ
✔︎ 肌トラブル
✔︎ 耳鳴り・めまい
✔︎ 腹痛・吐き気
✔︎ 感情が不安定になる
✔︎ 食欲不振
✔︎ 倦怠感
✔︎ 息苦しさ・過呼吸
✔︎ 蕁麻疹
✔︎ 月経不調
✔︎ 抜け毛
✔︎ 不安障害
✔︎ 心身症
✔︎ 拒食症・過食症
✔︎ 鬱・急に涙が出る
などなど…。
旦那へのストレスは、ふとした瞬間に表れます。
軽度の体調不良から、「自律神経失調症」「突発性難聴」「メニエール病」「鬱」「更年期障害」と発展してしまう事も。
旦那に対するストレスが原因となる事も十分に考えられますので、ストレスのサインを見逃さず、「私は旦那にストレスを感じている…」と自覚するのが、対策の第一歩です。
妻にストレスを与える旦那の特徴・チェック10項目
次は、あなたの旦那がどれだけ妻にストレスを与えやすいのか、客観的にチェックしてみましょう。
「はい」か「いいえ」で答えて下さい。
「はい」が多い人ほど、旦那へのストレス度は高くなります。
□ | 家事や育児はしないが口出しはする |
□ | 完璧主義で自分の価値観を押し付ける |
□ | 自分が養っていると考え妻をコントロールしたがる |
□ | 感謝の言葉や思いやりがない |
□ | 自分が悪くても謝らない |
□ | 話し合いができない |
□ | 妻の行動を把握しようとする |
□ | 愚痴や不平不満が多い・ネガティブ |
□ | 気が短くすぐに怒る・プライドが高く気難しい |
□ | 1人行動が苦手・趣味がない・交友関係がない |
しかし、当てはまる項目の数が多いほど夫への不満が溜まりやすく、ストレスになっている状態と言えます。
旦那にストレスを感じやすい妻の特徴・チェック10項目
続いてあなたが旦那にストレスを感じやすいかどうかをチェックしてみましょう。
旦那の特徴だけではなく、実は、あなた自身がストレスを感じやすい・溜めやすい(夫源病になりやすい)タイプであるケースもあります。
次のチェックシートから、ご自身に該当するものが幾つあるのかチェックしてみて下さい。
□ | 期待されると頑張ってしまう |
□ | 完璧主義で妥協ができない |
□ | 良い妻・良い母でいるのが当然だと思っている |
□ | 我慢強い |
□ | 愚痴をこぼせる相手がいない |
□ | 気持ちや感情を言葉にするのが苦手 |
□ | 旦那に察して欲しいと思ってしまう |
□ | 自分の時間があまりない |
□ | 世間体を気にする |
□ | 自己犠牲精神が強い |
仕事とは違い、結婚生活は客観的評価がありません。
また、「どこまでやるか」は自己判断になります。
そのため、完璧主義の頑張り屋さんは、終わりのない家事に追われ自主的に慢性的繁忙期に陥ってしまいます。
疲れていても「やらなければならない」と、自分にノルマを課して、どんどんストレスを溜めてしまうのです。
日本人男性は身内を褒めるのが苦手なタイプが多いので頑張っても褒めない旦那に不満を感じるようになります。
それでも、「良い妻」であろうと努力し、「自分さえ我慢すれば良いんだ」という極論に達し逃げ場がなくなってストレスのスパイラルに陥ります。
旦那へのストレスから体調不良にならないためにも、「頑張りすぎない」 の精神が必要です。
どんな時に旦那にストレスを感じる?
在宅等の機会が増えた事や定年退職などがきっかけになり、旦那にストレスを感じたり苦痛を感じる人が増えているようです。
では具体的にどんな時にストレスが溜まるのでしょうか?
妻が旦那へストレスを感じる事で多いのが主に下記の項目です。
1 | 家事や育児を手伝わない |
2 | 感謝しない |
3 | 家でだらだらしている |
4 | 性格や価値観を否定してくる |
5 | 無駄使いが多い |
6 | 喫煙・飲酒 |
7 | モラハラ |
8 | 加齢臭 |
9 | 話を聞いていない |
10 | 片付けない |
11 | 脱ぎっぱなし |
12 | マイペース |
旦那が家にいるだけでストレス・・
旦那が嫌いで仕方ない・・
という方もいるようです。
このようなストレスが積み重なっていくと精神的にも肉体的にも負担となってきます。
体調を崩したり夫婦関係が終わってしまう前に、自分の感じているストレスを伝え直して欲しい点などを話すようにしましょう。
妻にストレスを与えやすい旦那のパターン
では妻にストレスを与えやすい男性とはどんな男性なのでしょうか。
①マメすぎる男性
②自己中心すぎる男性
③亭主関白な男性
①マメすぎる男性
1つ目は、結婚前は一見「彼女を大切にするマメな男性」と感じるタイプ。
彼女への関心も優先順位も高いので、「愛されている」という実感が持ちやすくなります。
しかし、結婚は生活です。
関心の高さやマメさも毎日だと、息苦しく感じます。
結婚して状況が変わっても、交際時のようにお互いマメな干渉を求める旦那は、妻にとってお荷物的な存在になりやすいのです。
その上、プライドの高さや高圧的な性格が加わると、常に気を遣わなければならず、妻は精神的にも肉体的にも疲労します。
旦那が妻に支配的だと、結婚生活は閉鎖的になり、ますますストレス度は高まります。
②自己中心すぎる男性
2つ目は、どちらかというと妻や子供より自分中心なタイプ。
自分の性格や価値観を変える事もなく、相手との違いも受け入れようとしない傾向にあります。
いくら恋人同士や結婚相手であっても、生まれ育った環境が違うので考え方や価値観が違うのは当たり前です。
しかしそれを受け入れようとせず、否定したり自分の考えを押し通すタイプ。
また、時間や趣味も自分の事を優先します。
スマホやテレビばかり見ている、ずっとゲームをしている、休日はいつも自分の趣味ばかりなどなど…
結婚する前は、趣味を楽しんでいてもあまり気にならなかったかもしれませんが、結婚は前述した通り生活です。
家事や育児に関しても言わないと気付かない、率先して協力しないというタイプなので、妻のストレス度は日々高まります。
最低限の気遣いや相手を思いやる気持ちは非常に大切ですよね。
この部分が大きくかけ離れていると、例え話し合いをしても、自分中心なためスムーズに進まない事が多く余計にストレスとなってしまう事も・・。
旦那にストレスを感じているなら、旦那の性格や気質を把握して、具体的な対処法をとらなければなりません。
③亭主関白な男性
妻が家事や育児をするのが当然だと思っている男性も多くいます。
そのような男性は、家事や育児に対して「ありがとう」などと感謝の言葉を口にする事がありません。
また休日も積極的に手伝う事もないでしょう。
それどころか、洗濯物や洗い物・掃除など家のルールを守らない傾向もあります。
「自分は仕事をしているから」「稼いでいるのは自分だ」という意識も強いため、そのような男性と結婚するとストレスは溜まる一方です。
最初はあまり気にならなくても、段々と嫌気が差してくるでしょう。
旦那へのストレス(体調不良)の解消法・対処法は?
ストレスを感じやすい方の傾向をお伝えしましたが、旦那へのストレスを溜め込まないためにも日々発散する事が大切になります。
本来、旦那といるのが苦痛で体調不良になる程嫌であるならば、「旦那から距離を置く」(別居や離婚)事が最善の方法ではあります。
しかし、子供や経済的な問題など離婚にはリスクがつきものですので、決定的な理由がないのであれば離婚は最終手段になるでしょう。
離婚まではできないという方のために、おすすめの発散方法・ストレス解消方法、また対処法をお伝えします。
①頑張るのをやめる
②熟年離婚を計画する
③完全にATMだと思う
④自分の時間を充実させる(1人時間の確保)
⑤旦那以外の人と過ごす時間を増やす
⑥仕事を始めてみる
⑦旦那は所詮他人だと割り切る
⑧2人で冷静に話し合ってみる
⑨2人で出かけてみる
⑩短期間別居してみる
⑪医療機関に相談してみる
①頑張るのをやめる
旦那にストレスが溜まる理由に、「何もしない」「家事を手伝ってくれない」「自分の事ばかり」といった内容が非常に多くあります。
何度言っても変わってくれず、期待して裏切られて・・の繰り返しで幻滅しどんどん嫌いになっていくのです。
毎日美味しいご飯作り、洗濯・掃除、育児などなど頑張っているからこそ、それを当たり前と思っている旦那に余計イライラしてしまいます。
なので頑張りすぎず、たまには冷凍食品やスーパーのお惣菜、宅配サービスなどに頼ってみるのも良いでしょう。
旦那に何か言われたら、「少し疲れてしまった」「たまには協力して欲しい」などと素直に伝える事が1番。
頑張りすぎや我慢のしすぎでストレスを溜め込むのは良くありません。
②熟年離婚を計画する
今すぐに離婚するのは難しいかもしれません。
ならば、熟年離婚を計画しましょう。
実際に熟年離婚するかどうかは別として、「嫌いな旦那といつか離婚する」という未来を描いているだけで、ストレスフルな毎日の逃げ道になります。
どうせなら、熟年離婚の計画をリアルに立てていきましょう。
★ 子供が成人するまで節約してお金を貯める計画
熟年理離婚をしたいのであれば、まずは自分できちんと働き収入を得て自立できるようにしなければなりません。
貯金も必要です。
その為、夫のお金を自由には使いすぎず、日々節約し余ったお金は貯めておくようにしましょう。
離婚の計画はあなたの人生を真剣に考えるきっかけにもなります。
「あんな夫いなくても充分生きていける」という自信を持てれば、夫婦関係もまた変わるかもしれません。
③完全にATMだと思う
大嫌いな旦那だけど、家にお金をしっかり入れてくれるなら、完全にATMだと思う事で気持ちに折り合いをつける方法もあります。
嫌いな旦那との生活は、充分なお金を手に入れるための仕事だと思えば良いのです。
家計が回る範囲内で、旦那の給料であなたが欲しい物を存分に買うのもおすすめです。
たまには友人と美味しいランチを食べに行くのも良いでしょう。
お金以外旦那への期待を一切捨てて、事務的に接すれば余計な感情を揺さぶられずに済みます。
④自分の時間を充実させる(1人時間の確保)
どうしてもイライラしてしまう時は、1人の時間を確保するようにしましょう。
カフェや映画に行ったりして旦那の事を考える時間を減らし、心にゆとりを作る事が大切です。
自分で楽しめる趣味や新しい習い事などを始めてみたり、資格を取ってみたりするのも良いでしょう。
自分の生活を充実させると、相手の事があまり気にならなくなってきます。
ジムやヨガなど適度な運動もおすすめ。
気持ちをリフレッシュさせてくれます。
体がリフレッシュされると、不思議と心も安定してきますので前向きになってきます。
週1.2回が理想ですが、難しければ月数回でもOK。
いつも家の中にいると中々心がリフレッシュできないので、あえて外出して気持ちを切り替えてみましょう。
⑤旦那以外の人と過ごす時間を増やす
旦那以外の人と過ごし、コミュニケーションを取る事で気持ちもリフレッシュされストレスも解消されます。
友達(ママ友)と美味しいものを食べて愚痴を聞いてもらったり、一緒に買い物に出かけたり。
同じように旦那にイライラしている友達であれば、共感し合えて気持ちも楽になるでしょう。
⑥仕事を始めてみる
もしあなたが今、専業主婦であるならば、外に出て仕事をしてみるのも1つの方法です。
家に1人でずっといるとついイライラしてしまいがち。
家の中だけでなく外の世界に出る事で、旦那や子供だけの世界から解放されます。
外に出て人と話したり、家事以外の事に取り組んだり、仕事でやりがいなどを感じられれば自然と旦那の事が気にならなくなってくるかもしれません。
気の合う友人ができれば愚痴を言い合ったりして、発散できるようになる可能性もあります。
家庭とは別の環境ができれば、気分転換にもなりますし、他の事を考えられるようになる為気持ちも明るくなりますよ。
ただ仕事と家事・育児の両立は意外と大変です。
もし仕事を始めるのであれば、最初は時間や日数など余裕を持って働けるところから始めてみましょう。
⑦旦那は所詮他人だと割り切る
旦那に期待してしまうのは、家族だからです。
心のどこかで旦那に期待したり、理想の旦那と比べてしまう為、そうなってくれない旦那の事をどんどん嫌いになってしますのです。
一緒に子供を育てているのに、「積極的に家事を手伝ってくれない」「ゴロゴロばかりしている」「思いやりがない」などと幻滅してイライラしてしまいますよね。
「他人」と割り切り、期待しないようにすると意外と気にならなくなるかもしれません。
一度冷めた感情で向き合ってみると、旦那を嫌いな気持ちが少し落ち着いてきます。
⑧2人で冷静に話し合う
もしも、まだあなたの中に旦那への希望が少しでも残っているなら、もう一度旦那との関係修復のチャレンジをしてみましょう。
まずは最大の問題であるストレス要因を突き止める事が大切。
イライラする理由を旦那に話し、どんなところを治してもらったらストレスを感じなくなるのかを冷静に話し合ってみましょう。
あなたが抱える旦那への不満を、まずは紙に書き出してリストアップしていきましょう。
自分がどうしたら旦夫を受け入れられるのか、まずはあなたが理解しなければなりません。
自分の考えをまとめたら、一気にではなく1つずつ旦那に話していきましょう。
ハードルを限りなく低くして、スモールステップで今から夫を再教育するのです。
手間と時間がかかりますが、積み上げていけばストレスフルな毎日を変えられる可能性は高いです。
コミュニケーションをサボらず、伝える努力を続けてください。
変わっていく旦那を実感できた時、少しずつ好きだった時の気持ちを思い出せるようになります。
そして、旦那の嫌なところだけでなく、良いところも探してみましょう。
関係修復できたなら、旦那を嫌いと思いながらガマンして生活を続けるよりも未来はずっと明るくなります。
⑨旦那と2人で出かけてみる
1人で発散するのは大切ですが、張本人である旦那と一緒に解決してみるのも1つの方法です。
家に一緒にいるとつい嫌なところばかり目についてネガティブになってしまいますが、2人で出かけてみる事で、家では見られない良い一面を見つけられる可能性があります。
違った一面を見る事で、短所だけでなく一緒にいるメリットなども見つかるかもしれません。
⑩短期間別居してみる
どんな方法を試してみても無理という場合は、一度距離を置いてみるのも1つの方法。
毎日一緒にいるため、どんな方法で解決しようとしても中々上手くいかない事もあります。
旦那のストレスや家事の事を忘れて、1人でゆっくり過ごす事で気分転換になり気持ちが少し落ち着くでしょう。
また、プチ別居をして離れる事で、お互いの大切さや夫婦関係を客観的に見つめ直すきっかけになる可能性大です。
プチ別居の方法としては、「小旅行」「ホテル」「実家」などがあります。
長い期間は金銭的にも難しいという方は、2〜3日からでも構いません。
旦那も妻が急にいなくなる事で、日頃の妻のありがたみに気づき、日頃の言動を反省してくれる可能性があります。そうすれば、旦那へのストレスも改善されるでしょう。
⑪医療機関に相談してみる
中々自分で解決できないようであれば、医療機関の手を借りるのも良いでしょう。
旦那に対する嫌悪感やイライラが大きくなると症状はさらに悪化していき、ストレスが溜まりすぎると、前述したように様々な体調不良が起こります。
女性ホルモンの働きが弱くなり更年期の症状が出やすくなったり、感情的になってしまう事も。
また、自律神経が乱れうつ病や精神疾患を患ってしまう事もあります。
一度体調不良(夫源病)になると、完治するためには時間がかかりますので、原因である旦那から距離を置くのが1番です。
しかし生活をしていく中で難しい部分もありますので、酷くなる前に婦人科や心療内科などの医療機関に相談し対策を考えてみるのもおすすめです。
工夫して息抜きをしながらストレス解消法を見つけてみましょう。
体調不良(夫源病)を理由に離婚はできる?
せっかく夫婦になったのですから、できれば旦那と向き合い解決していく事が大切ではありますが、どうしても解決できない・これ以上旦那と向き合う事ができないというようなケースもあるでしょう。
体調不良(夫源病)を理由に離婚する事は可能なのでしょうか。
旦那が同意すれば離婚可能
当然ながら、旦那が問題なく同意すれば離婚する事は可能です。
離婚方法には、主に下記の3つがあります。
②家庭裁判所の調停委員会を介する「離婚調停」
③裁判所に判断を委ねる「離婚裁判」
協議離婚で旦那が合意すれば離婚が成立するため、離婚の理由が問われる事はありません。
つまり、ストレスや体調不良(夫源病)を原因として離婚する事は可能です。
ただし、旦那が同意しなかった場合は協議離婚ができないため、「離婚調停」や「離婚裁判」となってしまいます。
「離婚調停」でも、基本的に夫婦の合意があれば離婚する事ができますが、合意に至らなければ裁判で決着をつける事になります。
「離婚裁判」の場合は、裁判所が離婚について判断を下しますので、夫婦の合意は要しません。
裁判で離婚を認めてもらうには、「法定離婚事由」が必要となりますので、理由によっては離婚できない事があります。
理由によっては離婚できる
離婚理由が、旦那へのストレスによる体調不良(夫源病)のみの場合は、法定離婚事由に該当すると判断してもらう事が難しくなります。
ただし、旦那へのストレスによる体調不良(夫源病)がきっかけで夫婦関係が破綻している場合や、その他の事情がある場合=例えば、旦那の言動や行動がモラハラに該当する・旦那が不貞行為をしていたなどであれば、離婚請求が認められ、慰謝料を請求できる可能性もあります。
旦那の同意が得られない場合は?
前述したように、旦那の同意が得られずその他に理由がなかった場合は、体調不良(夫源病)を理由とした離婚請求を認めてもらうのは難しくなります。
そのような場合は、下記の方法があります。
①別居する
→別居期間が長期に及ぶと、婚姻関係が破綻しているとみなされ、裁判で離婚を認めてもらえる可能性があります。
②弁護士に相談する
→夫婦だけの話し合いでは、中々前に進めず離婚したくてもできないといったケースが多くなります。
弁護士に間に入ってもらう事で、スムーズにまとまる場合がありますので、旦那が離婚に同意してくれない時は、弁護士に交渉を任せてみるのも良いでしょう。
まとめ
旦那への「ストレス」に関してお伝えしましたが、「何もしてくれない事」が1番のストレスになっている事が多いように感じました。
日々家事や育児に追われ忙しいのに、休日に何も手伝ってくれない。言わないとやらない。感謝しない。思いやりがない。など何もしない旦那にストレスが溜まってしまうようです。
もちろん他にも様々なケースがあります。
「なんか旦那にイライラする…」そう思う時間が増えたなら、もう少し自分の気持ちを掘り下げて「旦那の何に対してストレスを感じているのか」を考えてみましょう。
旦那にストレスを感じている原因が、旦那そのものなのか、環境なのか、それともあなたの中にあるのかで対処方法は変わります。
ストレスを溜め続けていると、心が病んでしまったり体調不良が続いたりしてしまいます。
負担が増え続けると、離婚したいという気持ちが大きくなっていきます。
今回ご紹介した解消法を試しながら、どんな対処法が良いのか一度自分と向き合って考えてみましょう。