婚活をしていると、婚活パーティや結婚相談所で色々な男性に出会う機会がありますよね。
早く理想の男性と出会い恋愛して結婚したい！と思っていても
「結婚相手としては良いけれど、恋愛感情がわかない…」
「良い人だけど好きにはなれない…」
「真剣交際まですすまない…｣
という悩みにぶつかる女性は多くいます。
婚活は｢結婚」が前提となっているため、男性も女性もお互い「結婚」を意識しすぎて恋愛感情が生まれにくいという可能性もあります。
また結婚相手として自分の希望の条件で探すため、自然に出会って好きになるというような恋愛感情がわく事は意外と難しいのです。
最初はすぐに恋愛感情を抱くことは難しくても会う回数を重ねて好きになっていく事もあります。
今回は、婚活していても中々相手を好きになれない。という方のためにその原因とその解決方法をお伝えしていきます。
結婚に恋愛感情は必要？
現代は恋愛結婚が主流の時代であり、特に女性は恋愛結婚に大きな憧れを持っている方が殆どでしょう。
しかし一昔前の日本はお見合い結婚の方が圧倒的に多かったのです。
もちろん、お見合いしてお互いに好感を持ち結婚に至った夫婦は多いですが、そうでない夫婦もいるでしょう。
お見合い結婚だから、恋愛感情がないというわけではありません。
お見合い結婚した夫婦の多くが離婚をせずに家庭を築いている事を考えると、恋愛感情がない男性と結婚しても状況次第で充分幸せになれるという事が分かります。
初めは好きという感情がなくても、結婚して一緒に生活をしていく上で段々恋愛感情が湧いてくる事もあります。
逆を言えば、恋愛結婚だからと言って必ず幸せになれるとは限りません。
恋愛結婚が8割以上を占める現在ですが、離婚率は年々上昇傾向にあり今や3組に1組が離婚すると言われている時代です。
お互い恋愛感情があり、結婚して幸せな家庭を築くのは理想のスタイルですが、幸せな結婚に必ずしも恋愛感情が必要とは限らない場合もあります。
とはいえ、最初の時点で少しでも気持ちがないと結婚は難しいと考える女性は多いと思います。
下記では婚活相手を中々好きになれず前に進めないという方のために原因と解決方法を探っていきます。
婚活で相手を好きになれない原因と対策
前述したように婚活で出会う人は｢結婚｣が前提です。
自然に恋愛に発展するというよりも先に｢結婚｣を意識して出会うため、真剣に相手の事を考えすぎて恋愛感情がわきにくくなる事がよくあります。
この人と本当に一生暮らせるのだろうか。
将来的な経済面は大丈夫なのだろうか。子供は好きなのだろうか。親の事も大切にしてくれる人なのだろうか。
などただ付き合う相手・彼氏ではなく人生の伴侶となるふさわしい相手なのか見極めなくてはなりません。
そのためつい条件や先の事まで考えてしまい好きになれない事が多くなります。
まずは婚活という事を意識しすぎず、相手の人間性を見る事を意識してみましょう。
またそれ以外にも婚活で出会った人を好きになれない幾つかの原因があります。
恋愛に奥手で結婚に合理的になれない
そもそも婚活をする女性は惚れにくい上に奥手なタイプが多く、自分が掲げた条件をクリアした男性と出会っても、トントン拍子に話を進められない事が多い傾向にあります。
結婚に合理的になりきれず、一歩踏み出せないため男性と深い関係になれず結局恋愛関係に発展できなかったり好きになれないまま終わってしまいます。
しかし、結婚するにはあなたが「この人と結婚するのだ」と決めなければなりません。
◎解決方法
もし気になる人ができたら、自分からもサインを出したり積極的に行動や態度で示して相手にも気持ちが伝わるようにしましょう。
脈ありサインを出していると自然と相手もあなたを意識するようになりますよ。
外見で判断してしまう
一目惚れという言葉があるように恋愛において外見的な要素は重要です。
顔がタイプであればときめく女性も多いでしょう。
婚活で出会い条件通りで性格も合うのに、イケメンでないと好きになれないという人もいるのではないでしょうか。
しかし外見で好きになるのは最初だけで、性格面が合わなければ長く続かない事が殆どです。
特に結婚となれば一生の事です。外見よりも中身の方が大切になります。
◎解決方法
外見よりも内面的に惹かれる部分を重視して男性を探しましょう。
結婚は一瞬の恋愛感情ではなく、自分に合った人と長く幸せにおだやかに暮らす事が大切です。
性格や価値観・趣味などが合うと結婚生活は長続きします。
相手の欠点ばかりに目がいってしまう
婚活をしていてうまくいく人は相手の良いところを見つけたり、自分と合う部分を探すのが得意です。
しかしつい悪いところを探してしまったり、1つでもだめな部分があるとすぐに諦めてしまう傾向のある人は婚活が上手くいきません。
◎解決方法
結婚相手だからこそ慎重になりつい悪い部分を探してしまいがちですが、相手の悪い部分を見つけて感情にストップをかけるのではなく、相手の良い部分を探すようにすれば自然と好感を持てたり恋愛感情がわいてくるようになるはずです。
意識して積極的に相手の長所を見つけるようにしましょう。
日々の生活や婚活に疲れている
毎日の仕事や家事・人間関係・婚活などで疲れやストレスが溜まっていると、恋愛感情が湧きにくくなります。
目の前の生活でいっぱいいっぱいになり、恋愛に意欲的になれなかったり恋愛がめんどくさいと感じてしまうようになってしまいます。
特に婚活は初めての方と多く出会うため、精神的にも疲れる事が多く上手くいかない事が続くと婚活に疲れた･･と気持ちがダウンしてしまう事が多くあります。
◎解決方法
まずはリフレッシュして体も心もすっきりさせる事が大切です。
日々の生活に追われリフレッシュしている時間がもったいないと思ってしまうかもしれませんが、ヨガやランニングをしてみたりウィンドウショッピングをしてみたり美味しいものを食べに行ったりしてみましょう。
リフレッシュして息抜きができると気持ちも切り替わるはずです。
恋愛ドラマや映画を見て気持ちを恋愛モードにするのも良いでしょう。
気持ちに余裕ができると、恋愛感情も出やすくなりますよ。
外見は良くても性格が合わない
条件が合って外見も良くタイプであっても、話してみると楽しくなかったり価値観が合わないと好きになれない事もあります。
特に結婚は長く一生の事なので結婚後の生活を考えた時に、性格であったりお互いの趣味や価値観が合わないと結婚生活が上手くいくのかどうか心配になりますよね。
そのような心配や不安が大きくなると恋愛へ発展しなくなってしまいます。
◎解決方法
外見がいくら良くても性格や価値観が合わないと結婚生活は長くは続きいません。
我慢する事が増えたり喧嘩の原因になったり、最悪の結果離婚となる事もあります。
会話をしていても楽しくなかったり、なんか合わないな･･と思うようであれば早めに気持ちを切り替えても良いでしょう。
しかし価値観は人それぞれであり全く同じ人間なんていません。
そんなに大きな違いでなく、お互いに理解して譲り合えるようであれば乗り越えていける事もあります。
価値観の違いなどでぶつかりそうになった時に、ちゃんと話し合えるような相手であれば問題ないでしょう。
高望みしている・完璧を求めすぎている
婚活をしていると今までに会った事のないような男性と多く出会います。
例えばイケメンであったり高収入・高学歴などのハイスペックな男性です。
そのため、もっと良い男性がいるのでは･･
こういう条件なら好きになれる･･とつい高望みしてしまたり完璧を求めすぎてしまうケースがあります。
しかし理想だけがどんどん大きくなり条件だけで見ていると婚活は上手くいかなくなります。
◎解決方法
高望みや完璧主義はやめましょう。
自分の市場価値をきちんと見直し、今の自分に見合った男性や相手の人間性を見て探すようにした方が恋愛に発展しやすいくなるでしょう。
とはいえ結婚は一生の事です。
どうしても譲れない条件だけに絞りそれ以外の条件は緩めたり広げたりしながら婚活をすすめてみましょう。
婚活で相手の事を好きになれないまま結婚しても良い？
前述したように婚活して(出会って)すぐに好きという気持ちや恋愛感情が湧かなくても、デートを重ねたり結婚生活を送っていく中で好きになっていく可能性もあります。
好きではないけれど結婚しても良いのかな？と思う方は下記の点に注意しながら自分と性格や価値観が合う人を見つけてみましょう。
どうしても嫌な部分がないか見直す
結婚生活は日常で、毎日続いていくものです。
だからこそ、どうしても許せない嫌いな部分や生理的に受け付けない部分がないかはとても重要です。
一時的に我慢できても「どうしても嫌」という思いがあると徐々に募っていき、ついには我慢できなくなってしまいます。
「これだけはちょっと…」という嫌いな部分が男性にあるなら、他の条件に惑わされないようにしましょう。
相手の良い部分を見極める
結婚後は夫婦で色々な問題を一緒に乗り越えなければなりません。
例えばお金の事・自分の家族の事・仕事・子供・マイホームなど様々な壁にぶつかります。
彼が「本当に信頼できる人なのか・誠実な人なのか・思いやりはあるのか」という部分を見極めなくてはなりません。
そうでないと何か問題が起こった時に、彼を信頼できなくなったり彼の行動に冷めてしまう事が出てきてしまうからです。
結婚する前に相手の良い部分や人間性をしっかり見極めておくようにしましょう。
ありのままの自分でいられるか考える
婚活で出会った人をどうしても好きになれない時は、一緒にいる時にありのままの自分でいられるか思い出してみましょう。
相手に合わせて無理をしたり我慢しなければならない関係だと、ストレスが溜まり結婚生活を続けるのが辛くなります。
結婚したらお互いに無理をしない自然体の自分でいられるかが大切になります。
自分が無理せず自然体でいられる相手はきっと相性も良いはずです。
好きになれるか分からない･･という場合はまずは一緒にいる時の自分の気持ちを確認してみましょう。
将来的な家族像が同じか確認する
今まで全く違う生活を送ってきた2人が力を合わせて、新しい家族を築いていくのが結婚です。
そのため家族の在り方について、2人の理想が同じもしくは近い事が不可欠になります。
将来の子供の事や「こんな家族でいたい」という理想が違うと、どちらかが相手に合わせるかもしくは常に対立することになります。
どちらにしても我慢しての結婚生活はストレスが強くなってしまい、くつろげるはずの家庭で気が休まらず辛い場所となってしまいます。
将来の子供の事や家族像が同じかどうか確認しましょう。
未来を一緒に楽しく穏やかに過ごせるか想像してみる
結婚するには、2人の相性や価値観も当然大切です。
家族の在り方についての理想が同じでも、相性が悪かったり価値観が違うとぶつかる事も多くなる夫婦喧嘩の絶えない家族になってしまいます。
結婚生活に必要なのは、胸を焦がすような恋愛感情ではありません。
今は恋愛感情がないと感じても、「この人となら、楽しく穏やかに幸せに暮らせそう」という予感があれば、徐々に愛情が沸くものです。
なぜならばお互いに快適な環境を与えあい心地の良い夫婦は、自分の人生にかけがえのない存在となるからです。
長い結婚生活だからこそ、穏やかな未来を一緒に歩めるかを考えましょう。
まとめ
婚活で相手を中々好きになれないと辛いですよね。
婚活で知り合った場合、相手の事を最初から好きになるのは難しいのが当たり前です。
出会ってすぐに好きになったり恋愛関係になる人が殆どではありません。
相手に対して嫌な部分がなかったり、条件的にも申し分なく「彼と結婚すれば、穏やかで幸せな家庭を築けるだろう」という予感があるなら、恋愛感情がなくても前向きに結婚を考えてみましょう。
恋愛感情がない場合でも、幸せな結婚生活を送る家族は存在します。
また結婚前は恋愛感情がなかったのに、結婚して生活を重ねるにつれどんどん相手を好きになる夫婦もいます。
ただし
｢どうしても価値観が合わない｣
｢譲れない嫌な部分がある｣
｢恋愛感情がないと、結婚への気持ちが盛り上がらない」
というなら、急ぐ必要はありません。
もし気になるけれど中々決断できないようであれば、何回かデートをしてみて彼の良い所や自分と共通する部分などを積極的に探してみましょう。
それでも恋愛感情があまりわかず、あなたにとって恋愛感情が結婚に不可欠という場合は、無理に話を進めても後悔するだけです。
結婚には恋愛感情が必要という人もいれば、それよりも条件を大切にしたいという人もいるでしょう。
あなたにとって結婚生活を送る上で何が1番重要なのかがポイントになってきます。
結婚は人生を決める大切なものであり、新たな人生のスタートでもあります。
焦りすぎず、そして真剣に未来の相手を見つけましょう。
