女性には、毎月訪れる生理。
生理が来ると、頭痛がしたり、お腹や腰が痛くなる事は
生理痛だと認識している人は、少なくないと思います。
最近では、月経前症候群、別名PMSという症状が
注目されているのをご存知ですか?
特に、アラサー女性に必見です!
そもそもPMSとは?
月経前の3~10日頃の時期に起こる身体の不調のことで
特に、20~30代の女性に多いと言われています。
生理の開始と同時に症状が軽くなったり、なくなったりする特徴があり
エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンの分泌量による
急激な変動が原因の一つと考えられています。
どんな症状があるの?
人によって十人十色で、頭痛や腹痛など体のどこかが痛くなったり
肌や髪が乾燥したり、吹き出物が大量発生したり、胃もたれや便秘。
体全体がだるく、起き上がるのも困難になったり、一時的に高熱が出る方。
体だけでなく、精神的にも影響が出て
急激に不安になったり、必要以上に心配になったり
その逆ですぐにイライラしてしまったり、訳も分からず涙が止まらないなどの
症状が出る女性もいるようです。
PMSとの付き合い方とは?
まずは、自分のからだを知りましょう!
自分の生理周期や、生理の何日前になるとPMSの症状が出やすいのか。
自分のPMSの症状はどんなものなのか。
毎月同じ症状の女性もいれば、毎月違う症状の女性もいます。
今は、生理周期を計算して知らせてくれたり、日々の体調を記録する日記系のアプリなども出ていますので、それらを上手く活用してみるのも良いですね。
症状に応じて対処しましょう!
体への不調であれば、我慢せず必要であれば痛み止めを飲んだり
ピルの活用も効果的です。※婦人科で必ず処方してもらいましょう
精神的なものであれば、自分が心地良いと思う環境に一時的に身を置き
出来るだけリラックス出来るようにしましょう。
また、調整出来るのであれば、会議や忙しい仕事は
その期間に出来るだけ入れないようにしたり、先に上司へ相談してみても良いかもしれません。
場合にとっては、薬の力を借りることも必要かもしれませんので
まずは、婦人科へ相談してみましょう。
体をとにかく冷やさない!
PMS期間だけでなく、生理中も、もっと言えば年中ですが
体を冷やすことは、出来るだけ避けた方が良いです。
体が冷えることにより、筋肉が縮まったり
胃腸が縮こまり消化が悪くなったり、身体がだるくなりやすくなります。
朝目覚めたら、朝日を浴びながらの軽いストレッチや散歩、ヨガなどが理想的ですが難しい場合は、白湯を一杯飲むだけでも胃腸が温まり活性化します。
まとめ
20代半ばまでの頃は、おしゃれは寒さも我慢!
生理でも仕事休めないし、気合で乗り越える!
という方も多いかと思いますが、アラサーになると
PMSの症状が出やすくなってしまいます。
アラサーの女性は、PMSを受け入れ、上手く付き合える方法を出来るだけ早いうちに見つけることが必要です。
自分の身体は自分にしか守れません。
PMSの症状も、同じ女性でも十人居れば十通りの症状があります。
自分の身体を把握し、受け入れ、上手に付き合っていける方法を見つけていきましょう。