夫婦喧嘩の原因10個と仲直りの方法!喧嘩中にやってはいけないNG言動とは

ある企業のアンケート結果では、夫婦喧嘩経験者は9割とも言われています。
夫婦喧嘩をしないという夫婦は殆どいないでしょう。

「夫婦喧嘩は犬も食わない」という言葉がありますが、「犬は何でも食べるが、その犬ですら夫婦喧嘩には見向きもしない」「他人が仲裁に入るまでもない」という意味があるようです。

それほど大きな理由がなければ、夫婦喧嘩は無駄なエネルギーを使ってしまうものであり、喧嘩後は心身共に「疲れた」と感じますよね。

「昔みたいに仲良くしたい」と思っていても、同じ環境下にずっと一緒にいますので喧嘩するのも仕方ないのです。

そこで今回は、夫婦喧嘩の原因ベスト10と上手に仲直りする方法、また夫婦喧嘩中にしてはいけないのNGな言動や考え方などについてご紹介します。

夫婦喧嘩をできるだけしたくない・夫婦円満に過ごしたいという方は、是非参考にしてみて下さいね。



夫婦喧嘩の原因ランキングベスト10



新婚時は、お互いに円満な夫婦生活を心掛けようと頑張るので喧嘩が少なくても、徐々に喧嘩も増えていきますよね。

お互いの「もっと○○して欲しい!」「ここを直して欲しい!」がぶつかり合いケンカになるのです。

では、どのような内容で夫婦喧嘩となってしまう事が多いのかランキング形式で見てみましょう。

1 思いやりのない言動
2 人の話を聞いていない・すれ違い
3 家事の分担割合・家事のやり方
4 子育て・教育方針
5 価値観の違い・意見の相違
6 お金の問題
7 生活態度・父親としての自覚のなさ
8 異性関係・嘘や隠し事
9 休日の過ごし方
10 配偶者の両親や親族関連


順番に説明していきます。

思いやりのない言動

結婚生活も長くなってくると、思いやりや相手を気を気遣う事が少なくなりがちです。
自分では気がついていなくても、何気ない些細な一言やちょっとした行動が相手を不愉快な気持ちにさせている場合があります。
おそらく、夫の何気ない「物の言い方や行動」にイライラしたり怒りが爆発した経験があるという女性は多いのではないでしょうか。
例えば、「うるさい」「後でする」「めんどくさい」「はいはい」などなど…
結婚したばかりの頃はこういった言葉は使わなかったはずです。
完全に見下しているこのような発言は、いらっとしたり傷付いたりしますよね。
いくら夫婦と言えども、このような相手を思いやれない言葉使いを繰り返していては喧嘩の原因になります。

また妻が家事育児をしていても、ソファーでテレビやスマホを見てゴロゴロしているなどの行動も不愉快な気持ちにさせられます。
自分に対しての思いやりの気持ちが感じられ無くなってくると、少しずつ不満が溜まっていきますよね。
どんな夫婦だとしても、お互いが気持ち良く生活するために思いやりをもった言動が大切になります。

人の話を聞いていない・すれ違い

頼んでおいた事をやっていなかったり、言った事を忘れていたり、同じ事を何度も聞いてきたりと全く人の話を聞いてない事が増えると積りに積もって喧嘩になります。
「前に言ったでしょ!」「何で言った事を覚えてないの…」など”言った・言わない・聞いていない”などのすれ違いから喧嘩に発展します。
言った方は、忘れられて自尊心を踏みにじられた思いになりますし、忘れてしまった方は自分の立場を守るため、意地になり平行線となる事も。
このような事が繰り返される場合は、お互いにストレスが溜まっていくので、紙に書くなどして伝えるようにしましょう。

家事の分担割合・家事のやり方

共働き夫婦仲が増えているのに、妻の方ばかりに家事の負担が大きいというケースも多いです。
近年では、結婚後も仕事を続けキャリアを積んでいく女性が増えており、正社員として夫と同じ位の収入を得ている女性も沢山います。
しかしながら、時短勤務をしたり家事分担の割合が女性の方が多いという現実があります。
専業主婦であるならまだしも、共働きであるならば夫に家事や育児を分担して欲しいと考えるのは当然の事と言えます。
家事はエンドレスに続くものですので、協力しない夫では妻の休む時間は殆どありません。
せめて夫が休みの日や早く帰宅した日には、少しでも自ら手伝って欲しいものですよね。

どちらかに家事の負担が大きくかかると、ストレスが溜まり夫婦喧嘩の原因になります。
また、家事をしてくれても洗い方が雑だったり、洗濯物の干し方が中途半端であったり、隅まで掃除できていなかったりなど家事の丁寧さやり方の違いも、夫婦喧嘩の原因になります。
やってくれた気持ちは嬉しくても2度手間になりイライラしてしまう事も。
夫婦であれば、お互いに助け合って生活していかなければならない義務があります。
家事をきちんと分担し、やり方に関しても共有しておくと良いでしょう。

 
 ☑︎参考コラム共働きなのに夫が家事をしない!その理由は?協力しない旦那との関係を良好にする方法
 

子育て・教育方針

子供の育て方についても、真剣だからこそ夫婦間で意見がぶつかり合ってしまいます。
「良い食事・良い塾・良い学校・良い就職をして欲しい」と思う人もいれば、「とにかく自由に元気で健康に育ってくれれば良い」という方もいるでしょう。
子育ての理想は、自分の育ってきた環境が大きく影響します。
夫婦はそれぞれ生まれ育った環境が違いますので、意見が違うのも当然です。
自分と同じような道を歩んで欲しい、自分が苦労したからこそ違う道に進んで欲しいというパターンもあります。
自分が受けてきた親からの教育方法は中々変える事ができません。
そのため、意見や方針の違いが夫婦喧嘩に発展する事はよくあります。

価値観の相違・意見の違い

夫婦の考え方は違って当たり前ですし、育ってきた環境も違いますので価値観が全く同じという人間はいません。
しかし、結婚すると、前述したような子供の教育に関する事や金銭感覚など様々な問題に直面します。
その時に考え方や価値観・意見の違いがあると喧嘩に発展します。
あまりにも価値観が大きく違うようであれば、相手に無理に合わせようとして片方に負担がかかり大きなストレスとなってしまいます。
結婚当初は気づかなくても、生活を続けていく上で段々と価値観の違いが顕著になり歪みが出てくる事もあるのです。
我慢できないような大きな価値観の違いでなければ、「価値観は人それぞれ違うもの」と考え、相手に歩み寄る姿勢をとる事が大切です。

お金の問題

結婚すると生活をしていくためのお金や、将来に向けての貯金などが必要となるため、自由に使えるお金は少なくなります。
夫婦になると家計が1つになるため、お金の使い方や金銭感覚が合うかどうかは大事なポイント。
「お小遣いが足りない」「夫が無駄遣いをする」など相手のお金の使い方は気になりますよね。
片方が節約をして貯金に励んでいても、片方が独身時代と同じように、自分の趣味や好きな事にお金を費やしてるとどちらかに家計の負担がきてしまい、喧嘩の原因となる事に。
老後の貯金や子供の教育費なども含めると答えを出すのは難しいところですが、お金がないと心に余裕がなくなり、喧嘩をしてしまいがちです。
ギリギリの状態では、日々お金が足りなくなる不安が募り、相手を追い詰めたり、使い方が気になって仕方なくなります。
時間が経てば経つほど、お金について話をしたり解決したりする事は難しくなってきます。
お金の使い方や金銭感覚の違いは、できれば早めにすり合わせておいた方が良いでしょう。
毎月の家計簿を見せたりして、お金の管理に関して身近に感じてもらう事も大切です。

生活態度・父親としての自覚のなさ

結婚当初はあまり気にならなくても、一緒に暮らすとなると24時間生活を共にするので今まで見えてこなかった一面が見えてきて問題が起こりやすくなります。
結婚生活が長くなってくると、生活がだらしなくなってきたりデリカシーがなくなってくるなど、素の部分が見えて嫌いになったり喧嘩になる事があります。
例えば、何度言っても靴下が脱ぎっぱなしで置いてある、着ていた洋服が裏返ったまんま、ゴミをすぐ捨てない、などはたから見ると小さな問題から、子供が寝ていても帰って来た時や朝会社に行く時に大きな物音を立てる、休日はゴロゴロしているなど、父親の自覚のなさまで気になってきます。
生活は毎日の事なのでこのような事が続くと大きなストレスになり、離婚に発展してしまう事もあります。

異性関係・嘘や隠し事

浮気や不倫をされると、喧嘩どころか離婚にまで発展するケースがあります。
浮気や不倫をしていなくても、嫉妬深い相手なら仕事関係であっても異性と2人きりで食事をしたり、学生時代の異性の友達と飲みに行ったりするのを嫌がる人もいます。
また、異性とLINEをしていたりSNSで繋がっているだけでも喧嘩の原因になる事も。
浮気や不倫の嘘に対して怒る事は当然の事ですが、それ以外でもお金の事や日々の小さな嘘や隠し事を平気でする男性もいます。
その嘘や隠し事が明らかになった時は、言い合いになる事は当然の事ですし、相手を信用できなくなりますよね。

休日の過ごし方

せっかくの休日だからこそ、家族で楽しく過ごしたい。家族で出かけたい。と思っていても、朝からテレビの前でゴロゴロと過ごしたり、携帯ばかり見ている男性も多くいます。
もしくは、ゴルフやサイクリング・釣りなど自分の趣味に時間を費やすケースもあります。
子どもが「遊ぼう」と言っても、「疲れてるから」「用事があるから」と言って一緒に遊んであげない夫にうんざりして喧嘩になる事もあります。
このような事が毎週休みの度に繰り返されると思うと憂鬱になりますよね。
子育てや家事はエンドレスで休みはない事や、子育ては夫婦2人で協力して行わなければならない事を一度きちんと伝える必要があります。
もちろん仕事で疲れている日もあると思うので、週2回の休みのうち、1日だけは出かけるようにするなど提案してみましょう。

配偶者の家族や親族関連

結婚すると、相手の家族との付き合いも大切になります。
結婚した当初はお互いにまだ気を遣っていても、段々と相手の両親との付き合い方に問題が出てくる事もあります。
嫁姑関係は本当に良い関係を築く事は中々難しいと言われていますよね。
夫は両親の味方や言いなりになり、夫の両親から自分を守ってくれない・子育てに口を出してきても何も言わないと言った事はよくあります。
それなのに、自分の両親への礼儀がないなどの一面が見えると一気に相手を嫌いになってしまう事も。
結婚してお互いに慣れてくると、今まで遠慮していた部分が見え問題になってくる事が多くなります。
お互いの家族の問題は非常にナーバスな問題ですので、冷静に問題点や改善点を考え対応してく事が大切です。



夫婦喧嘩で仲直りするためにすべき大切な事

夫婦喧嘩になった瞬間は、お互いカッとなり怒りがピークになっています。
しかし、喧嘩は酷くなればなるほど仲直りしにくくなったり、相手を信頼できなくなってしまう事も。

そのため、早急に仲直りするためには下記の3つを心掛けましょう。

 

*一度気持ちを落ちつかせて冷静になる
*言い合いではなく話し合う
*相手を傷つける言葉は口にしない

 
 

夫婦喧嘩になった時に1番大切なのは、怒りの感情を自分でコントロールする事
そしてきちんと話し合いをする事

片方が冷静でも片方がヒートアップしたままでは、感情的な言葉で傷つけてしまったり、話し合いができなくなってしまいます。

夫婦関係で最も大切なのは信頼関係
相手を傷つける発言は、信頼関係を無くしてしまいます。

「まずは深呼吸して1回落ち着いてみる」これが非常に大切です。
どうすれば仲良くなれるかを1番に考えて行動してみましょう。

夫婦喧嘩した時に仲直りする方法

では続いて、夫婦喧嘩からスムーズに仲直りする方法・仲直りの仕方をご紹介していきいます。

 ①相手の気持ちになって考え時には尊重する
 ②冷静になるまで距離を取る
 ③素直に謝罪の言葉を直接伝える
 ④感謝の言葉も伝える
 ⑤喧嘩の原因と改善について話し合う
 ⑥事前に仲直りのルールを決めておく

 ⑦自分から挨拶をする
 ⑧美味しいものを一緒に食べに行く

相手の気持ちになって考え時には尊重する

よっぽどの原因が相手になければ、自分が悪くないと思っていても、一度相手の気持ちになって考え尊重してあげる事も大切です。
喧嘩になると、「どうせ私の事なんて考えてない・理解してくれない」と、知らず知らずのうちに自分の事ばかりになり、相手の気持ちに立って行動する事ができなくなってしまっています。
強く言われるとついかっとなって言い返してしまいそうになりますが、冷静になって相手の気持ちに立って考えてみると、意外と納得できる事もあるかもしれません。
また言い合いを繰り返してしまうようであれば、これ以上言い合ってもしょうがないな。と割り切って、追求しない事も時には必要です。
同じ土俵に立って言い合っても無駄な時間になってしまう事もあります。

冷静になるまで距離を取る

夫婦喧嘩がヒートアップしそうになったら、深呼吸+1人の時間を作ってリフレッシュしてみるのも大切です。
お互いが感情的になってしまうと中々引っ込みがつきません。
ヒステリーになったり、足の引っ張り合いになったりしてお互いに大嫌いになってしまう可能性もあります。
そのため、冷静になるまで距離を取る事も必要です。

部屋が幾つかある場合は別室に移動して、気分が落ち着くまで1人で過ごしたり、同じ家にいるのも嫌な時は、カフェに行ったり買い物に出かけたり、近所に散歩に出かけるて気持ちを落ち着かせましょう。
そうする事で気分転換になり少し前向きになれたり、夫に対する怒りを少し鎮める事ができるでしょう。
ヒートアップしている時は話し合いはできません。
大体1〜2時間経てば少し落ち着くのでスムーズに話し合いや仲直りができるようになるでしょう。

相手にイライラして仕方ない時は、「まずは自分が落ち着こう」と言い聞かせて無理やり冷静になるようにしてみましょう。
案外効果があります。
感情的なまま嫌な自分をぶつけて嫌われるよりも絶対に効果的な方法なので、まずは落ち着いて距離をとってみて下さい。

素直に謝罪の言葉を伝える

仲直りの一番の近道は、自分が間違っていた場合、自分の非を認めて素直に謝る事です。
きちんと口で直接伝えるのが1番ですが、どうしても口下手などで伝えられないようであればLINEなどでも良いので早めに伝えるようにしましょう。
夫婦喧嘩の際に、お互いに折れなく意地を張っていても、喧嘩が長引いたり関係が悪化するだけで時間の無駄遣いとなります。

明らかに相手が悪く自分が悪くない場合もありますが、相手は相手で何かしら理由があったり、喧嘩になるにはお互いに少しずつ非がある事も実は結構多いのです。
自分が先に折れる事で相手も意地を張らなくなるでしょう。
その結果、言い争いの喧嘩ではなく、話し合いで問題解決に取り組む事ができるようになります。
円満夫婦はこの「話し合い」がきちんとできている事が多いです。

感謝の言葉も伝える

もし無事に仲直りができたのであれば、「ごめんね。いつもありがとう」など感謝の言葉も一緒に伝えるとより信頼関係が増します。
喧嘩するとつい相手の悪い部分ばかり見えてしまいますが、最後にちゃんと感謝を伝える事でより良い夫婦関係を維持できるでしょう。

喧嘩の原因と改善について話し合う

喧嘩の原因と改善策についてしっかり話し合う事も大切です。
その場で謝ってとりあえず表面上の仲直りはしても、根本的な問題を解決しないと、再び喧嘩は起きてしまうからです。
例えば、家事や育児に関する事であれば、今後はどのように分担していくかなどをきちんと話しあったりルールを決めたりしましょう。
その他にも許す事ができない事や、嫌な部分があるのであればうやむやにせずきちんと解決する事が大切です。
そうする事で、同じことは繰り返されなくなります。
きちんと時間を設けてゆっくり話し合いましょう。

事前に仲直りのルールを作っておく

夫婦喧嘩をした時のために、事前にルールを作っておくのも良いでしょう。

*意地にならずに悪いと思った方が必ず先に謝る
*どちらかが謝ったら、片方も必ず謝罪する
*その日に必ず仲直りする
*過去の事は持ち出さない

などなど。
このようなルールがある事で、仲直りのきっかけがつかみやすくなったり、無駄に喧嘩が長引く事を防げるので、スムーズに仲直りがしやすくなりますよ。

自分から挨拶する

どちらかが無視をしたり、無言のままズルズル過ごしてしまうと喧嘩は長引きますし、仲直りのきっかけが掴みにくくなります。
そのため、喧嘩をしたとしても、まずは挨拶をして会話のきっかけを作るようにしてみましょう。
起きた時には「おはよう」、会社に行く時には「行ってらっしゃい」などで良いです。
挨拶をするだけで、喧嘩をしていた険悪なムードが少しづつ無くなっていくので是非実践してみて下さいね。

美味しいものを一緒に食べに行く

夫婦喧嘩が少し落ち着いたら2人で美味しいものを食べにいきましょう。
きちんと仲直りできていなくてイライラしている時や何となく気まずい時でも、美味しいものを食べれば幸せな気持ちになり自然と気持ちがほぐれます。
一緒に美味しいものを食べると相手への親近感も高められますし、外に出れば気分転換にもなりますので外食をするのがおすすめ。
美味しいものを食べてお腹が満たされれば、気持ちも落ち着き心にも余裕が生まれます。
些細な夫婦喧嘩も忘れて、元通りに戻れるでしょう。

夫婦喧嘩中にやってはいけないNG言動!

既に、夫婦喧嘩をしてしまっているのであれば、今以上の喧嘩悪化は避けたいですよね。
喧嘩をしてしまった場合、どのような言動に気をつければスムーズに解決していけるのでしょうか。
ここでは、喧嘩中にやってはいけないNGな言動、気を付ける点をご紹介します。

 ①どちらが原因かを追及しすぎない
 ②相手が謝っても無視をする
 ③自分の気持ちを分かって欲しいはNG
 ④傷つけるような発言をする

 ⑤反射的な言動や行動をする
 ⑥考え方や価値観を否定する

 ⑦過去の話を持ち出す
 ⑧勝とうとする
 ⑨子供の前で夫婦喧嘩をする

どちらが原因かを追究しすぎない

夫婦喧嘩の時は、お互い感情的になってしまうものです。
「どっちが悪いのか?」「何が悪かったのか?」と考えすぎてしまいます。
しかし、先述した通り夫婦喧嘩の火種は沢山存在するのです。
原因を追究しても、量が多すぎて全てを解決させる事はできません。
時間を使って考えるべき内容は、どのような夫婦になりたいのかという未来です。
原因を追究しても未来を考えても時間は同じように過ぎてしまいます。
できるだけ早い解決と夫婦円満になるためにも、考え方を変えていくほうが得策といえるでしょう。

無視をする

喧嘩をして意見が食い違い、中々解決に向かわないと相手と会話をしたくないと思う事はよくありますよね。
しかしきちんと話し合わずに相手を無視してしまうと、余計に喧嘩がこじれてしまいますし引っ込みがつかなくなる事も。
話し合いたくても無視されると相手も不満に思いますし、嫌な気持ちになりますよね。

また相手が謝っているのに聞く耳持たず無視する人もいます。
「せっかく謝ったのに…」と新たな喧嘩の火種になる事もありますし、人間性にがっかりされる事もあるでしょう。
相手が素直に「ごめんね」と謝ったら、まずは受け止め自分の悪かった部分も反省し謝罪する事が大切です。

ただし、自分自身も一度冷静になりたい、相手を少し時間を置きたいといった事もあるでしょう。
そのような時には「冷静に話し合えないから少し1人にして欲しい」と自分の気持ちをまずは相手に伝えるようにしましょう。

自分の気持ちを分かって欲しい!はNG

先述した、夫婦喧嘩の原因の多くは、育ちや癖など時間をかけて身につけたものなので、明日から急に変えるという事ができません。
相手をねじ伏せようと論破するような夫婦喧嘩はお互いの居心地を悪くするだけです。
自分の気持ちを分かってくれない!言わなくても分かって欲しい!という考え方では相手に何も伝わりません。
大切なのは、気持ちをきちんと伝え根気よく少しづつお互いが変わろうと心がける事です。

傷つけるような発言をする

喧嘩をして感情的になってしまうと、怒りに任せてつい相手を傷つけるような言葉を投げかけてしまう事もあるかもしれません。
しかしそのような言葉は、今までの信頼関係が崩れてしまいますし、人間性を疑われてしまう可能性もあり余計に溝が深まってしまいます。
強い言葉は、まずは一度飲み込みましょう!
相手を傷つける発言は、例え喧嘩が終わっても傷つけられた言葉が残ってしまいますし、相手への 不信感につながり仮面夫婦となってしまう可能性も。
どんなに感情的になっていたとしても相手が傷つく発言は絶対にしないようにしましょう。

反射的な言動や行動をする

喧嘩になった時についやってしまうのが、売り言葉に買い言葉のような反射的な行動や言葉を発する事。
これも絶対にNGです。
これは子供の喧嘩と一緒です。
このような言動や行動を取ると、相手はより一層怒りが溜まり喧嘩がヒートアップしてしまいます。
夫婦であれば「話し合う」事が1番大切。
言いすぎたと後悔しても言われた相手はずっと覚えていますし、余計に嫌になってしまう事も。
あくまで「仲直りする事」が目的である事を忘れないようにしましょう。

考え方や価値観を否定する

自分の意見が正しいと思い込み、相手の考え方や価値観を真っ向から否定するのはNG。
今までの育っていた環境が違うため、人それぞれ考え方や価値観が違うのは当然の事です。
そんなのに人の意見を聞かず、自分の事ばかり主張するのはただのワガママで自分勝手な人です。
もちろん明らかに相手が間違っており、自分が正しいといった事もあるでしょう。
しかし、そこばかりを責めても中々解決しないため、仲直りするためには自分も少し歩み寄り、相手にも分かってもらえるようすり合わせをする事が大切になってきます。
夫婦なのに理解してもらえない状況は辛いものですが、自分の考えだけではなく、相手には相手の考えがある事も理解するようにしましょう。

過去の話を持ち出す

一度解決している過去の話を蒸し返すのもNG。
「前もこうだった」「あの時も最低だった」と、喧嘩中に更に過去の喧嘩の話を持ち出すのはよくありません。
目の前の問題が解決していないのに、いつまでも過去の事を根にもち相手を責める事は、更に相手をイライラさせてしまい喧嘩が長引く原因になってしまいます。
今の喧嘩にしっかり向き合い解決に向けて話し合う事が1番大切です。

勝とうとする

夫婦喧嘩になると、つい相手に「勝ちたい」と思う人もいますが、夫婦喧嘩は「勝ち負け」ではありません。
どうしたらうまくいくのか、より良い関係を築けるのかという事が大切なので、時には自分から折れる事も大切です。
不毛な夫婦喧嘩を続けても心身ともに疲れますし、何も良い事はありません。

子供の前で夫婦喧嘩する

同じ家の中で両親が大きい声で言い合ったり、一方的に怒られている親を見た子供は、恐怖心を抱いたり不安定な状態になります。
喧嘩の後もすぐに仲直りせず悪い雰囲気だったり、冷戦状態が続いていれば尚更です。
また暴力や暴言が酷くなると、夫婦喧嘩だったとしても、子供への心理的影響が大きく虐待行為にもなる事も。
子供は逃げ場がありませんので、ついビクビクしてしまったり、逆に気を使って良い子を演じてしまう子供もいるでしょう。
また、小さな子供は特に自己中心的に考える傾向にあるため、「自分のせいで喧嘩しているのかもしれない」と思う傾向にあります。
そうすると、自己肯定感の低い大人や、コミュニケーションが上手く取れない・人間関係が上手く構築できない大人になってしまう可能性があります。
子供の成長にとって、「夫婦喧嘩」が与える影響は非常に大きいのです。
子供は、親の愛情を感じ、家が1番安心できる場所であると認識しながら成長していきます。
子供の前で夫婦喧嘩をしない事が1番ですが、もし子供の前で夫婦喧嘩をしてしまったら、必ず優しく抱きしめ大切な存在だという事を伝え、しっかり心のケアをするようにしましょう。

夫婦喧嘩をしてから仲直りするまでの期間

DV、モラハラ、浮気・不倫、借金など離婚にまで繋がってしまうような原因の喧嘩でない限りは、殆どの夫婦は、喧嘩をしてもすぐ仲直りするか、次の日には自然に元に戻っているケースが多いです。
引きずったとしても2〜3日ではないでしょうか。
一週間や一か月というように長引いてしまうと、仲直りのきっかけが掴みづらくなり関係が余計に悪化してしまう事も。

夫婦は1つ屋根の下で一緒に暮らしているので、喧嘩をしてギクシャクしている状態で過ごすのは、お互いに非常に高いストレスになります。
早く元の状態に戻りたいのであれば、タイミングを見計らってなるべく早く仲直りするようにしましょう。

前述したように、夫婦喧嘩の原因の多くは些細な事やすれ違いが原因なので、すぐにかっとしたり自分の意見を無理やり押し付けたりせず、まずは不満があればしっかり向き合って話し合う事が大切です。

夫婦喧嘩をしないために夫婦円満の秘訣を取り入れましょう

夫婦の仲が日頃から円満であれば、夫婦喧嘩は起こりにくくなります。
夫婦喧嘩はお互いにストレスが溜まり疲れるので、できれば喧嘩の頻度は抑えたいですよね。

夫婦円満でいるにはお互いを思いやり尊重する事、そして普段から挨拶や会話などを怠らずコミュニケーションやスキンシップを心がける事が大切。

是非下記コラムを参考にしてみて下さいね。

 
 ☑︎参考コラム良い夫婦とは?夫婦円満&仲良し夫婦に共通する17のポイント
  
 ☑︎参考コラム【仲良し夫婦の特徴】夫が大好きな妻&妻に愛される夫の特徴5選良い夫婦とは?夫婦円満&仲良し夫婦に共通する17のポイント
 

まとめ

いかがでしたか?
夫婦喧嘩になってしまう原因と仲直りの方法、喧嘩中のNGな言動や考え方をご紹介しました。

いつまでも夫婦仲良く良い関係性を築いていくためにも、喧嘩中のNG行動には注意しましょう。
何よりも大切なのは、「早めに仲直りする事」
そのためには、相手を思いやり行動する事や、「自分がされたらどう思うのか?」と考える事が大切です。

喧嘩が長引くと、別居や離婚問題まで発展してしまい、解決できなくなってしまうケースもあります。

もしどうしても夫婦で解決できないようであれば、友人や家族に相談して1人で抱え込まないようにしましょう。

夫婦喧嘩はどんな仲良し夫婦でも起きる事です。
もし、あなたが夫婦喧嘩をしているのであれば、なるべく早く仲直りし、悪化させないために今回紹介した内容を参考にして下さいね。