夫婦別々の帰省はあり?旦那の実家に帰省しない妻が増えてる!?

年末年始や夏休み・GWなどに発生する帰省問題。
結婚後の帰省となれば、夫婦揃ってそれぞれの実家に顔を出すというのが一般的かもしれません。

特に、お正月は家族揃って過ごせる日本の伝統行事であり、新しい1年の始まりの挨拶をする大切な日でもあるため、きちんと集まるのが当然だと思っている親世代が殆どです。

しかし、妻の立場からすると、大混雑の中お金をかけて夫の実家に行っても気遣いばかりで、せっかくの休みなのに気が休まる時がない。本当は夫の実家に行くのは嫌だけど、しょうがなく帰省している。という方も多いのではないでしょうか。

よっぽどの理由がない限り、一緒に帰省するものだとは思いますが、コロナ渦で帰省しない時期があった影響や、現在は共働き夫婦も増えており年末ギリギリまで働いているというケースも多い事から、最近増えているのが夫婦バラバラでの帰省です。

そこで今回は、大型連休での帰省パターンと夫婦バラバラ帰省のメリット・デメリット、義実家に帰省しない際の注意点をご紹介します!

また、もし1人でゆっくり年末年始を過ごせる事になった際のおすすめの過ごし方もご紹介します。


年末年始や夏休みの帰省パターンは6つ

年末年始・夏休み・GWなどの大型連休。
まずは、大型連休の帰省パターンからお伝えしていきます。

 ①夫の実家に行く
 ②妻の実家に行く
 ③半分半分それぞれの実家に帰省する
 ④夫婦別々でそれぞれの実家に帰省する
 ⑤夫婦で帰省自体しない

 ⑥自分1人だけ帰省せず留守番してる

夫の実家に行く

いまだに多くの夫婦が夫の実家に行くパターンが多いのではないでしょうか。
この場合、なるべく滞在する日数を減らしたり、滞在先を実家の近くのホテルに取ったりなどしないと、妻の負担は大きくなる一方。
せっかくの休日がただの気疲れで終わってしまいます。
実家に帰っても妻へのフォローをきっちりできる夫なら問題ありませんが、多くの人が悩むほどなのでそうはいかないのが現実です。

妻の実家に行く

上記とは逆の妻の実家で過ごすパターン。
自分の実家へ帰るのであれば気も使わず楽に過ごせて嬉しいですよね。
ただし、滞在日数や滞在先など、夫へのフォローも十分考えておく事をお忘れなく!

半分半分でそれぞれの実家に帰省する

前半は夫の実家・後半は妻の実家と分けて帰省するパターン。
両方の実家に行くという折衷案です。
ただし、これは交通費も移動の時間も2実家分かかり、とてもコスパは悪いもの。
どちらの実家にも必ず行かなければならないと考える夫婦はこの選択を取ります。

夫婦別々でそれぞれの実家に帰省する

夫は夫の実家に、妻は妻の実家に帰省するパターン。
どうしても大型連休にしかまとまった休みが取れず、自分の親の顔を見に行きたい場合はこのパターンが有効です。
一見クールに見えますが、夫婦が話し合った上で出した結論なら問題ありません。

夫婦揃って帰省自体しない

そもそも夏休みやゴールデンウィーク、年末年始などの大型連休に帰省しないパターン。
その時期は新幹線や飛行機の値段は高く、人でごった返します。
毎年高速道路の渋滞もすごいですよね。
しんどい思いをしてわざわざ帰省しなくても良いと思えば帰省しなくてもOK。
子供がいて親が孫に会いたがっているという場合でも、親が遊びにくるという選択があっても良いのではないでしょうか。

自分1人だけ帰省せず留守番してる

最近意外と増えているのがこのパターン。
義両親は孫に会いたいので、旦那と子供で帰省してもらい自分だけ帰省せずに自宅で過ごします。
さすがに義両親に対して失礼にあたってしまったり、嫌な印象を与えてしまうかもしれませんが、どうしても疲れている場合や精神的に苦痛と感じる場合は旦那と相談し、この選択をするのもアリかもしれません。

年末年始に義実家へ行かない理由の伝え方

年末年始に旦那と別行動をして、義実家に行かない事を伝えるにはきちんとした理由がないと「息子とうまくいってないのかな」「うちに来たくないのかな」と関係がギクシャクしてしまう可能性も。

そうならないためにきちんとした理由を伝えるようにしましょう。

・・例えば・・

①仕事が忙しいのでゆっくり休みたい
②日々忙しいので、今年は実家でゆっくりしたい
③年末年始しか会えない友人がいる
④最近体調があまり良くない
⑤実家の両親の体調をしっかり見たい

などなど。

義実家が嫌・行きたくないといったわけではなく、きちんとした事情がある事を伝えるようにすれば、義両親も安心するでしょう。



義実家に帰省するのをやめた!メリットは?

GWや夏休みは良いとしても、年末年始に義実家に帰省しないのは中々勇気がいる事です。
義実家の家が遠い・子供がまだ小さい・旦那と両親と仲が悪いなど特別な理由がない限り、一緒に家族で帰省するのが当然かもしれません。

とはいえ、必ず行かなくてはいけないという決まりもありませんし、意外とどちらでも良いという義両親もいるかもしれません。

まずは義実家に行かないメリットからお伝えしていきます。

 ①休みの日まで余計な気を使わなくて良い
 ②1人でゆっくり休め日頃の疲れが取れる


休みの日まで余計な気を使わなくて良い

一番のメリットは、義実家で余計な気を使わなくて良い事。
結婚したとは言え、義実家に行けば自分はよそ者です。
せっかくのまとまった休日に時間とお金をさいて義実家へ行き、義両親や親戚達に気を使って過ごすのはしんどいですよね。
自分の実家なら気を使わずのびのびと羽を伸ばせます。

1人でゆっくり過ごせ日頃の疲れが取れる

旦那の実家にも自分の実家にも帰省せず、1人で自分の家に残った場合、誰にも気を遣う事なくゆっくり過ごす事ができます。
自分の家で1日中1人で過ごせる機会っ殆どないですよね。
好きなドラマを見たり、ゆっくりお酒を飲んだりして日頃の疲れや年末年始であれば1年の疲れを疲れを取る事ができるでしょう。

1人で楽しい!年末年始のおすすめの過ごし方


大掃除を兼ねて断捨離
年末といえば、大掃除ですよね。
1人であれば、ご飯の時間を気にしたり、子供たちの相手をしなきゃいけないという事もなく自由に大掃除ができます。
部屋が綺麗になると心もスッキリし、気持ちよく新年を迎えられます。
一人で快適に年末年始を過ごすためにも、まずは部屋の掃除と整理から始めましょう。
また断捨離をする事で、いらないものをリサイクルショップに持って行ったりフリマアプリを利用したりすればお金になる事も。


美味しいものを思いっきり食べる
普段は家事を頑張り旦那や子供のために一生懸命ご飯を作っていると思うので、Uber Eatsなどで美味しいものを頼んで1人でゆっくり過ごすのもおすすめ。
後片付けがないのも嬉しいですよね。


ひたすら好きな事をする
時間を気にせず1人で過ごす時間は、普段は中々取れないもの。
何をしてもOKです!
ですので年に1回の自由な時間は、思いっきり大好きな趣味に没頭しましょう。


普段できない事をまとめて終わらせる
毎日時間に追われていると、やらなければならないのに後回しにしてしまっている事って結構有りますよね。
前述したように整理整頓や掃除もその1つですが、出さなきゃいけない書類の入力や連絡しないといけない人がいるのにできていない。などなど。
もし時間に余裕があって苦にならないのであれば、作り置きをしておくのも良いかもしれません。


1人でカフェに行く・1人飲みにチャレンジ
普段飲食店には、家族やママ友・仕事仲間と行く事が多いですよね。
この機会に、1人でゆっくりカフェに行ったり飲みに行ってみたりするのもおすすめです!
年末年始なので周りは賑わっているとは思いますが、気にせず1年間をゆっくり振り返り来年の抱負などを考えてみるのも良いでしょう。


一人旅に行ってみる
結婚したり子供が生まれたりしたら、1人で旅行する機会なんてほぼないですよね。
遠い場所じゃなくても全然構いません。
ゆっくり温泉に浸かりながら、美味しいものを食べて年末年始を迎えるのも良いでしょう。
見知らぬ土地で色々な発見があるかもしれません。


副業にチャレンジしてみる
もし専業主婦であれば、仕事を探したり副業探しを始めるのも良いでしょう。
現代では、フリマアプリやクラウドソーシングサイトなど、個人が手軽に副業できる時代になりました。
クラウドソーシングとは、インターネット上で企業があらゆる人を対象に仕事を発注するアウトソーシングの1つです。
仕事上のやり取りほぼネット上でできるため、直接クライアントとユーザーが顔を合わせる必要がありません。
在宅ワークには色々な種類がありますが、このクラウドソーシングは比較的簡単に取り組め、月5万円を目標に稼ぐ主婦は沢山います。
PCとインターネット環が繋がる境さえあれば、空いた時間に好きな場所で仕事ができます。

また、ブログを書いて収入を得るブロガーや、Youtubeで動画を配信して広告収入を得るなどインターネットを利用したインターネットビジネスを副業として行っている人もいます。

★その他にも、データ入力、WEBデザイナー、WEBライター、アフェリエイト、試験の採点、ハンドメイド販売など主婦ができる仕事は多数あります。
様々なサービスを活用して副収入を得るというのも1つの方法でしょう。




みんなが休んでいる時だからこそ、一人の時間を有意義に過ごしたいですね!


義実家に帰省するのをやめた!デメリットは?

ではデメリットとしてはどのようなものがあるのでしょう。

 ①相手の実家に良い印象は与えない
 ②子供をどちらの実家に連れていくか揉める
 ③罪悪感や後悔を感じる事も


相手の実家に良い印象は与えない

これはお互い様ですが、どうしても相手の実家に良い印象は与えません。
特にお正月は、1年の挨拶も兼ねた日本の大切な行事です。
「常識知らず」「わがまま」と捉えられてしまっても仕方がありません。
ただ、義理の娘や息子に本当に会いたがっている親がどれほどいるのかというと、実際はそこまで多くはないかもしれません。
実の娘や息子のように本当に可愛がってくれていると感じれば、自然と顔を見せに行きたいなと思えるはずです。

子供をどちらの実家に連れて行くか揉める

子供がいる場合は、どちらの実家に連れて行くか揉める事もあるでしょう。
特に小さいうちは、親は孫に会いたがるもの。
別々の帰省だとどちらかの実家にしか連れて行けませんよね。
ただ、子供が小さいうちはお母さんと一緒がいい!という場合が多く、夫の実家に連れて行くのはある程度子供が大きくなってからでないと難しいもの。
その場合、孫の顔が見たいならこちらに会いに来て!と伝えてもいいでしょう。
本当に孫に会いたいなら会いにくるはずです。

罪悪感や後悔を感じる事も

「今年は行かない」と決めたものの、やはり孫の顔を見せられなかったり家族の集まりに1人だけ参加せず、旦那の顔を立てられなかったなど罪悪感を感じる事もあるでしょう。
結婚したのであれば、相手の家族との付き合いも含まれるのが当然です。
家が近いなどで、日頃頻繁に会えているのでは特に問題ありませんが、遠方で中々会えないのであればお嫁さんや孫に来るのを楽しみにしている可能性もあります。
それを自分が「面倒だから」「疲れるから」と言った理由で行かなかった事を後で後悔したり、子どもじみていたなと思ってしまう事もあるでしょう。

義実家に行かない時の注意点

年末年始に旦那と別行動する事になり、義実家に行かなくなった場合でもきちんと電話で連絡はしておくようにしましょう。

「お伺いできずすみません」
「1年間お世話になりました」
「今年もよろしくお願いします」
「日を改めてまたお伺いします」

と言った挨拶は必須です。

また義実家への手土産は忘れないようきちんと用意しておきましょう。

まとめ

大型連休の帰省問題の解決策の一つとして、夫婦お互いが納得すれば「夫婦バラバラ帰省」はアリです。
時間もお金もかけて休日を使うなら、自分の心に負担にならないように過ごしたいもの。
ただ、中々家族全員で集まる機会も減っていますし、孫と会いたい・孫の成長が嬉しいという義両親も多くいるでしょう。
特に年末年始は大切な日ですので、じっくり考えてみましょう。
どうしても毎回憂鬱だな..苦痛だな…と思いながら、夫の実家に帰省している方は、一度旦那さんと話合ってみるのも良いでしょう。

writer:stcii