皆さんも一度は聞いた事がある“女性ホルモン”。
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンがあり それらによって、妊娠や出産、それにおける体づくりがされています。
ただ、20代後半から40代後半にかけてこの女性ホルモンが緩やかに減少しており 特に30代に入った生理前などは、ホルモンバランスが乱れ、イライラやPMSに悩む女性が多いと言われています。
今日は、この女性ホルモンを理解し、上手に付き合うコツをお伝えしましょう!
なんで生理前ってイライラするの?
生理前は、無性にイライラしたり、感情豊かになったり、急に甘いものが食べたくなったり、胸が張って痛みが出たり、心身ともに身体の変化を感じますよね。
これはPMS(月経前症候群)という症状で、生理前でホルモンバランスが急激に変動する事によって出ると言われています。
10代、20代の若い頃は腰やお腹の痛みなど、体の不調が出る女性が多いですが20代後半から、精神的にもPMSによって変化するようになる女性は少なくないようです。
PMSの期間はどれくらい?
PMSは、排卵日を境に発症する事が多いようです。
生理の周期は、人によって様々ですが例えば28日周期の場合だいたい、
排卵が起きるのが生理の14日前になる為、実に2週間ものあいだPMSが発症していることになります。
確かに、若い頃は生理が来る前日くらいにお腹が痛くなってくるので
そろそろ生理が来るなと予想出来たのですが
30歳過ぎた頃から、1週間前に生理が終わったはずなのに
なんだか気分が落ち込んだり、匂いに敏感になったり、
身体が不調な日が 長く続くなと感じる30代女性は多いのではないでしょうか。
生理期間が仮に1週間とすると、PMS期間と生理期間を除いた1週間程しか
1カ月のうちに絶好調の日が無いのです。
PMS期間の無理は禁物!?
女性は、このようにホルモンバランスが原因で、日々の体調の変化が訪れます。
現代では、女性もバリバリ仕事をしている方も多いですが
この体調のリズムを無視して、無理をしてしまうと身体も壊しやすくなりますし、これから妊娠を考えている方は、妊娠にも影響が出る事があります。
この期間の過ごし方として・・・・
・出来るだけストレスが溜まる環境を避ける
・体を冷やさない
・早く寝る
・適度な運動をする
・無理をし過ぎない
など、自分に対して負荷をかけない行動をおすすめします◎
とは言っても、現代は女性も仕事がするのが当たり前の環境です。
なかなか自分のペースで、自分の環境を都度変えるのは現実的ではないと思いますが
「PMSのせいで、身体が変化している期間なんだ」と自分で理解して、
意識するだけでも少し安心出来ますよね。
30代からは、女性ホルモンと上手く付き合いながら、日々を過ごしていきたいですね♪